しつけに大切な陽性強化トレーニング!

犬にしつけをする人の指犬のしつけ方法の1つに、陽性強化というトレーニングがあります。
陽性強化は、英語のpositivereinforcementを訳した言葉です。
これは、心理学でいうところの「正の強化」を意味し、「良い行動、望ましい行動に対して報酬を与えることでその行動がでやすくなる」という現象をさします。

犬のしつけにおける陽性強化トレーニングでは、良いことをしたときにたくさん褒めたりご褒美を与えたりするという方法をとります。
正しいタイミングで愛犬の行動を肯定することで、ストレスを与えることなく犬の学習意欲を高めることができると考えられています。

陽性強化トレーニングによるしつけを成功させるポイントは、犬が良いことをしたとき正しいタイミングで褒めることです。
タイミングよく褒めることで、犬の学習意欲も向上するでしょう。
ところが、このタイミングに間違いがあると、犬は正しく学習できません。
たとえば、お座りを教えるときは犬が座る体勢になったときに褒めることが大切です。
もしも立ち上がってから褒めたりすると、お座りをきちんと習得できないでしょう。
注意深く観察して、適切なタイミングで褒めることが大切です。

ただし、陽性強化トレーニングをしているからといって、やってはいけないことをしたときに叱らずそのままにするいうのは間違いです。
叱られなければやってもいいことだと学習してしまう可能性があります。
通行人に飛びつきそうになったり道路に急に飛び出そうとしたりする場合は、叱ってでもやめさせることが必要です。
なぜなら、そのままにしていたら、いずれ周囲の人に害を与えたり犬自身が危険に遭ったりする可能性があるからです。
肯定ばかりするのではなく、必要に応じて叱ることもしましょう。

ここで大切なのが、叱ることと感情的に怒ることを同一に考えないことです。
大声で怒鳴ったり叩いたりしてはいけません。
信頼関係が損なわれてしまう可能性があります。
効果的なのは、短い言葉を使って低い声で叱るという方法です。
長々と叱っても理解できませんので、短めの言葉で言うのがポイントです。
いたずらをしたときなどは、目を合わせず黙ったまま淡々と後片付けをして無視すると、やってはいけないと理解することもあります。

ときに叱ることは大切ですが、基本的には良いことをしたときに褒め、正しい行動を自然に身に着けさせるという方法でしつけをしましょう。
ただし、犬にはそれぞれの性格があり、学習するペースがあります。
すぐに理解する犬もいれば、なかなか覚えてくれな犬もいます。
焦らずにトレーニングをすることが大切です。

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